Cost Allocation Reportの初期設定方法
月1更新になっちゃったとか言っていたのが3ヶ月前ですね。 本家ブログの更新も1ヶ月くらい経っちゃって最近時間の流れが早すぎて末恐ろしいです。
さて、今までうまいこと逃げてきましたが、仕事の関係でどうしてもAWSの料金レポートである、Cost Allocation Reportをやらなくてならなくなったのでまずは個人アカウントで試してみました。 Cost Allocation Reportとは、各リソースのTagを設定しておくことでTagごとの利用料金がCSVで出力され、プロジェクトごとの採算が取れるレポートです。 今のところ下記のサービスのみ対応しているようです。(2013年6月現在)
- S3 バケット
- EC2 インスタンス
- EBS ボリューム
- リザーブド・インスタンス
- ストップ・インスタンス・リクエスト
- VPN コネクション
- Amazon RDS DB インスタンス
- AWS CloudFormation スタック
部長が転送量もいけるしって言ってたけどほんとにいけるのかしら。。。 とりあえず確認してみます。
まずは初期設定から。
初期設定はこちらのドキュメントを参考にします。 http://docs.aws.amazon.com/awsaccountbilling/latest/about/programaccess.html#useprogramaccess-signup
英語でうわぁ…と一瞬ひよりますが、なんだかんだキャプチャが多いのでいけそうな気がする。
マイスターシリーズにも記載がありますが、仕様の話のみですね。 http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/awsaws-billing
では、ドキュメントを解読していきます。
CSVレポートを置くS3バケットを作成する これは任意のS3バケット名でOK
Billing Preferences pageへ ログインした状態で、Billing Preferences pageのページに飛ぶ
Monthly Reportにサインアップ Monthly Reportの「今すぐ申し込む」をクリックする
緑の◯になればOK
Programmatic Accessにサインアップ Programmatic Accessの「今すぐ申し込む」をクリックする
このとき1で作成したS3バケット名を指定する そのままSaveしてしまったらこんな画面が…
S3のポリシーを設定しないといけないみたいですね。 赤くかこったリンク先にあるSample PolicyをそのまコピペでS3の権限設定を変更します。
ピンクで潰したところにはS3のバケット名が入っています。 Sample Policyといっているのに修正なくコピペでOK
- Programmatic Accessの有効を確認
緑の◯になってStatusがenabledになってればOK
疎通確認用のCSVもできてる!やた!
Cost Allocation Reportにサインアップ これまでと同じようにCost Allocation Reportの「今すぐ申し込む」をクリックする
Manage Cost Allocation Reportにて出力Tagを選択 Manage Cost Allocation ReportにてCSVに出力するTagを選択します。
S3へのCSV出力 Amazonのブログによると、日毎にレポートが作成されて各月のレポートは月締めから3日以内に作成されると。 http://aws.typepad.com/aws_japan/2012/08/aws-cost-allocation-for-customer-bills.html
ということで今日はここまで! 出力されるかどうかは明日確認しますー。 文章内の番号振り分けが途中でおかしくなっているけど直すのめんどいのでそのままにします。 Microだけど5台もインスタンス立てちゃったのどうするかなー。