超絶簡単にメール配信をする
こんばんは。
進撃の巨人はグロいから絶対見ないと思っていたのに会社のお姉さんに触発されてアニメ版を最初から19話まで見てしまいました。
結果、私はミカサが一番好きです。
たぶん漫画のほうがグロいんだろうけど続きが気になるので読みたくなっている衝動…。
メール配信の提案
さて、ある施設の予約管理システムの構築をやっています。
そのシステムは複数の施設が利用するためメールでメンテナンス通知をしたいというご要望がありました。
さらに要件としては以下のとおり。
- 宛先は100件以上同時配信したい
- 1日の配信数に制限がない
- なるべく安くしたい
お客さんが別のシステムで使っているツールだと100件以上の宛先が設定できないとかだったので、以前私がメルマガ配信で使っていたツールを提案。
送信サーバーとしてはAmazon SESを提案。
デフォルトでは1日の配信数は10,000通の制限がありますが緩和申請ができ、メールの配信数と転送量での課金($0.1/1,000通と$0.12/GB)なので配信しない月は一切かからないというお手頃サービスです。
お客さんの要件をばっちり満たしています。
しかし、Mail Distributor+SESの運用はやったことがなかったので検証してみることにしました。
SESの初期設定
SESの利用申請
まずは利用申請が必要です。
SESのページから「Request Production Access」をクリックします。
必要項目を入力して送信します。
※Email AddressにはデフォルトでAWSアカウントのメールアドレスが入力されています。
2~3営業日くらいで完了の連絡があるとか。
Requestしなくても1日の送信数、1秒あたりの送信数の制限があるようですが、Sandboxで検証はできるようです。
SMTPユーザーの作成
続いてSMTPユーザーの作成
「SMTP Setting」から「Create My SMTP Credentials」をクリックします。
そうするとIAMユーザーの作成画面へ。
こちらは任意のユーザー名で問題ないです。今回はそのまま。
ユーザー作成完了!
「Show User SMTP Security Credentials」をクリックするとSMTPユーザー名とパスワードが表示されます。
私は自分のコピペが怖いのでCSVダウンロードをしました。
送信者の確認
送信者の確認にFromのメールアドレスで確認する方法とドメインで確認する方法があります。
今回はドメインで確認する方法にします。
ドメインを指定します。
ドメインのTXTレコードに設定する内容を確認します。
またしても怖いのでCSVダウンロードしておきます。
DNSレコードの設定
先ほどのTXTレコードを設定します。
Route 53を使っているのでRoute 53のページに遷移し下記の情報を登録します。
これでSES側の設定は完了です。
Mail Distributorの設定
SMTPサーバーの設定
ポートは465
SMTP over SSLを使用するにチェックをします。
送信元の名前、送信元メールアドレス、返信用メールアドレスは適当に。
SMTP AUTH認証を使用するにはSMTPユーザー名とパスワードを入力します。
SMTPサーバーに入力する値はSMTP Settingに記載されているServer Nameを入力します。
アドレス帳の設定
送信先はアドレス帳にて設定します。
最低限アドレスが登録してあれば問題ないです。
CSVでも取り込むことが可能です。
メール送信
準備は整いましたので送信してみます。
左上の「メール送信」をクリックするだけ
送信完了です。
amazonses.cpm経由になってますね。
まとめ
GUIで全部出来てしまいました。
簡単すぎ。