もっと私を意識して!
こんにちは。 クリスマスも終わって騒がしい日常も穏やかになりますね。 FBのTLにお子さん方が嬉しそうにプレゼントを抱えている様子が流れ、微笑ましく「いいね!」をひたすらつけていました( ´﹀` )
他人との付き合い方
クリスマスといえばAdvent Calendarですね。 こちらのリモートワークについてのAdvent Calendarを拝見しました。
リモートワークの利点として、家族との時間が増えたと挙げている方がちらほら。 一方欠点として日常的なコミュニケーションの取り方について課題を挙げている人は多くいる印象。 私はリモートワークではなく大多数側のポジションなんですが、何年間かリモートのみなさんと付き合ってきた中での私も考えを連ねたいなと。
- 私の現場の状況
- コミュニケーションを取りたい人を意識する
私の現場の状況
今働いている会社では、2012年に福岡在住のお母さんが入り、2013年の終わりに大阪で働くお兄さんが入り、リモートワーク導入としては丸4年ほどやっています。 現時点では福岡2人、大阪6人、仙台1人、北海道2人と各拠点にも人が増えてきて、さぞやリモートとのコミュニケーションには慣れてきただろうと。 やっと一般化してきたコミュニケーション方法としてはこのあたり。
- 全社イベント/会議
- 事前にGoogleカレンダーにアジェンダを共有する
- 会議が始まる前にリモートツールセット(カメラ、スピーカー)を準備する
- 会議が始まる5分前程度にリモートツールの接続先をSlackで伝える
- BoxNoteでリアルタイム議事録や質問を書きためる
- 1対1のやりとり
- Slackでやりとりしていたけど話したほうが早い時は時間を決めてSkypeでさくっと会話
- Slackで反応がなければ電話
- チームのコミュニケーション(主にエンジニアチーム)
- リモートランチミーティング
- リモート飲み会
- リモートモンハン
4年続けてやっとリモート側がつらいなと思うことも理解できるようになってきました。 リモート側がつらいなと思うことのいくつかとして(もう少しあるかも)
- 打合せで非リモート側の会話が聞き取りづらい
- 共有画面が見づらい
- 1対多の場合に多で盛り上がる空気感が読めない
- 少し会議に遅れる場合に状況も知らず待たされる
- Slackで出ていた課題が非リモートの会話で完結する(報告、共有がない)
これらの課題について非リモート側の各人は意識するようになったと思います。 ただ、それでも少し行き違いになった場合にやっぱりリモートの意識が足りないよね、という話になります。 どうもここまでくると、リモートとの課題というよりも他人とのコミュニケーションの課題なんじゃないかと感じました。 もう一歩、あと一歩、気持よく付き合うには「リモートだから」を消してみよう。
コミュニケーションを取りたい人を意識する
リモートだろうが非リモートにいようが、コミュニケーションを取りたいから社内イベントもするし会議もするし会話もします。 それぞれ目的があってコミュニケーションを取りたいはずです。
例えば、チームのミーティングで
- 目的:見積ツールを決める
- 参加者に求めること:現状の課題と提案を事前に出すこと
- 参加者の範囲:営業チーム全員
こういった場合、開催にあたって開催者がやることってこの辺でしょうか。
- 目的と準備を参加者全員に伝える
- 参加者が参加できるスケジュールをおさえる
- それでも都合がつかない人がいれば議事録を後でも見える形にする
さらに開催にあたって気にするところはこの辺じゃないでしょうか
- 参加者のAさんが子持ちであれば「早めに帰れる時間帯にしますね」
- 参加者のBさんが地方に勤めていれば「接続ツールはSkypeを用意しますね。準備お願いします。」
- 参加者のCさんが10時~15時まで外出していて16時になら社内にいるなら「16時から会議にしますね」
これって参加者の中に誰がいるかを意識しているだけです。 参加者としても、自分の状況は伝えて自分にとって都合のよい方向に調整してもらうと思います。 お互いリモートを配慮していないからコミュニケーションがうまくいかないのではなく、参加者/開催者を配慮していないからうまくいかないのではないでしょうか。 非リモートでもリモートでも関係なく、こう思ってたのに、言わなくてもなんで動いてくれないのとかいう察してちゃんはやめたいですなぁ 彼女でも彼氏でもないんだから察せるわけない。 彼氏でも察せる自信がない。
まとめ
誰かとコミュニケーション取りたいなら、その人のことを意識して 最後はいかに相手を思いやるかに尽きる気がします。