どんまいこのネタ帳

花嫁修業だけでなくテックな修行のためアウトプットしていこうかと。ネットワーク/アプリ/サービスとりあえずなんでも

Cost Allocation Reportの初期設定方法

月1更新になっちゃったとか言っていたのが3ヶ月前ですね。
本家ブログの更新も1ヶ月くらい経っちゃって最近時間の流れが早すぎて末恐ろしいです。

さて、今までうまいこと逃げてきましたが、仕事の関係でどうしてもAWSの料金レポートである、Cost Allocation Reportをやらなくてならなくなったのでまずは個人アカウントで試してみました。
Cost Allocation Reportとは、各リソースのTagを設定しておくことでTagごとの利用料金がCSVで出力され、プロジェクトごとの採算が取れるレポートです。
今のところ下記のサービスのみ対応しているようです。(2013年6月現在)

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EC2ネットワーク帯域の保証について

当初の目的は週1更新とか思っていましたが、月1更新でダメダメなので調べたことは小さいことでも書いていきます。そうします。

ときどきお客様から「EC2のネットワーク帯域の保証ってどうなってるの」という質問をいただきますが、AWSからの回答はこちら

https://forums.aws.amazon.com/message.jspa?messageID=225715

結論から申し上げますと、現在、帯域幅を保証するサービスは提供されておりません。

とのことでした。

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勉強会のリーダーをやってみて

昨日は私のお仕事関連の勉強会(でも全然ビジネスの話はしない)を開催しました。
以前から続いている勉強会ですしスタッフも多く大きな仕事ではなかったのですが、軽い仕切り役をやらせていただいたので自分の振り返りをやっとこうかなと。
全体の振り返りはみんなでやります。

Keep

  • とりあえずでもスタッフの役割分担を勝手に作ってよかった
  • なんだかんだ初めて外部で顔出しができてよかった

Problem

  • 担当者に作業リマインドができなかった
  • 1週間に1度くらいはタスク振り返りをすればよかった
  • 自分のスライドを用意するのが遅かった
  • タスクが洗い出せてなくて、あとからバラバラタスクをあげてもらってしまった
  • 打ち合わせは頻繁にできなくてもSkypeでやりとりすればよかった
  • もっと参加者の方に声をかければよかった

Try

  • 新しい会を立ち上げるとか…|ω・)チラッ

社外の方にお願いしたり指示したり仕切ったりするのは苦手な分野なので反省点はたくさんありますが、思い切ってやってみて本当に貴重な経験でした。
案件のPM的な役割もこれを機にもっと上手くやれるようになりたいなー。
そして次回は自分も発表側になれるようにしよう。

IP電話周りのネットワークの基礎

IP電話周りの知識が曖昧なので、さくっとまとめてみました。

プロトコル

電話をかけたり切ったりするやりとりを行うプロトコルを「呼制御プロトコル」といいます。
電話番号を基に通話相手を特定する機能もあります。
IP電話の代表的なプロトコルはH.323とSIPです。
キャリアによって採用するプロトコルは異なります。

H.323のほうが古くからあり多くのサービスで使われていますが、SIPが徐々にメジャーになっています。
SIPはセッションの開始から終了といった基本的な機能しか提供しないので他のプロトコルと併用することが前提です。
そのためSIPは手順が簡単で拡張性が高く使われてきています。

プロトコルとサービスの関係

(私が聞いたことがある)技術やサービスはどのプロトコルとどのような関係性になっているのか図にしてみました。

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【SIPサーバー】
SIPをベースとした呼制御サーバー。
レジストラ機能、プロキシ機能、リダイレクト機能を持っています。
特にプロキシ機能は、ユーザー認証やアクセス許可を行う場合に端末からの接続要求を他の呼制御サーバー等に転送する機能です。

IP-PBX
企業のLAN内でIP電話同士の内線網を作るソフトウェア。
外線網と内線網の中継も行います。
以前は電話線と構内電話交換機であるPBXを使っていましたが、IP-PBXは支社などの遠隔地の内線網もインターネットを介して管理できるため各拠点を一台で管理でき、従来のPBXよりも低コストで利用できます。

Asterisk
IP-PBXの一種類。
SIPプロトコルも使えます。

CTI
Cumputer Telephony Integration
コンピュータと電話/FAXを統合するための技術。
かかってきた電話番号から顧客情報を表示するといったコールセンターやヘルプデスクなどの顧客対応業務で使われます。
呼制御システムやIP-PBXと連携してCTIを利用しさらにCRMと連携することで顧客管理もできるようになります。

参考

まとめ

  • 呼制御プロトコルは一部なので、それぞれの特徴をもっと比較したほうがよさそうです。
  • 基礎技術のみまとめたのでサービスを調べてみます。
  • よく話にでる自動応答のIVRを調べてみます。

S3を使ってルートドメインでWebサイトをホスティング!がリリースされたので確認してみた

Amazon S3で作ったWebサイトを独自ドメインのルートドメインで公開できるようになったようですね!
つい先日ルートドメインで設定できずに断念していたサイトがあったので、早速どんなもんかやってみました。

アジェンダ

  1. S3バケット作成
  2. S3設定
  3. Route53設定
  4. 公開
  5. 注意点
  6. まとめ
  7. 参考記事

S3バケット作成

今回は「m-nakajima18.com」のルートドメインでS3のWebサイトを公開します。

まずはS3のバケットを作成します。
バケット名はドメインと同じ名前の「m-nakajima18.com」です。

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通常S3でWebサイトを作成するのと同じようにバケット内にコンテンツをアップロードしておきます。
今回は「S3test.htm」という適当なhtmlファイルをアップロードしました。
S3で自動的に発行されるアドレスでアクセスするとこんな感じ↓

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S3設定

Route53でルートドメインで設定するためにはS3バケットのプロパティにある「Static Website Hosting」の項目を設定します。

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「Static Website Hosting」内の「Enable website hosting」の「Index Document」を入力します。
今回は「S3test.htm」

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最後に「Save」で設定を保存。

Route53設定

以前はAliasにYesのチェックをつけてもAlias TargetにはS3のEnd Pointは出て来なかったのですが。
ちゃんと出てますね。

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m-nakajima18.comのEnd Pointを選択します。

公開

m-nakajima18.comでアクセスしてみます。

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先ほどのS3で自動発行されたアドレスと同じ画面が表示されました。
ルートドメインでの公開成功です!

注意点

この過程で何度か手戻りがあったので注意点を記載しておきます。

  • ドメイン形式でないバケット名はRoute53のAlias Targetに表示されない

バケット名が「rootdomain-test」「s3test-mnakajima18」「www.rootdomain-test」はプロパティで「Static Website Hosting」の設定まではできますが、Route53のAlias Targetには表示されませんでした。
.comとか.co.jpなどトップレベルドメインがないと利用できないようですね。

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  • 該当ドメイン名と同じバケット名でないとAlias TargetのS3 Website End Pointに表示されない

バケット名が「mnakajima18.com」はRoute53の「m-nakajima18.com」のホストゾーンのAlias Targetには表示されませんでした。
Route53で「mnakajima18.com」のホストゾーンを作成して試したところ、表示されたのでドメイン名とバケット名は同じでないといけないようです。

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まとめ

実際悩んでいたS3のWebサイトのバケット名はドメイン名ではないので、作成し直してコンテンツの移行とかしないとなんだなーと。
実行まではめんどくさいかも。。。

参考記事

http://aws.typepad.com/aws_japan/2012/12/root-domain-website-hosting-for-amazon-s3.html

ブログ開設!

こんなギリギリの年の瀬よりも新年あけまして…からはじめればいいと思いますが、もう思い立ったのでブログはじめます。

ブログをはじめる理由

  • きちんと勉強するためにとりあえずアウトプットする場所が欲しいから
  • いろんな検証や調査の備忘録として
  • 一番大きな理由は後輩からの後押し

営業と言えどもその辺のチャラチャラしたエンジニアには負けたくないので、がんばろうと思います。